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アイマスクの効果とは? アイマスクの種類や選び方も解説

アイマスクを付けて新幹線で仮眠を取る女性

睡眠欲は、生きていく上で重要な三大欲求のうちの一つです。良い眠りは良い生活にも繋がってきますので、心身ともに健康的に過ごすためにもうまく付き合っていきたいところです。
ところが、「いくら寝ても寝足りない」「朝起きても身体がスッキリしない」など睡眠による悩みを抱える人は多く、日常生活の中で簡単に取り入れられる睡眠の質を上げる方法やグッズが特集されることが増えています。
余計な明かりをシャットアウトしてくれるアイマスクは、日々の睡眠の質の向上に貢献するアイテムの一つです。ここでは、①アイマスクの活用シーンとその効果、②効果的なアイマスクの選び方、③アイマスクの効果的な使い方とお手入れ方法の3つに分けて説明していきます。

アイマスクの活用シーンとその効果

まずは、アイマスクの活用シーンと効果を見ていきましょう。

アイマスクの活用シーン

そもそも、アイマスクは毎日使うようなものなのでしょうか?
アイマスクは目を覆うものですから、自然と使用するシーンは限られてきますよね。日常の中で目を閉じるシーンといえば、眠るとき、リラックスしたいとき、サロンや病院で目の周りにタオルや不織布を置かれるとき、目に痛みや違和感を覚えるときなどが挙げられます。

就寝時は部屋を真っ暗にしておきたい派も多いと思いますが、仕事やバイトの休憩時間にちょっとだけ寝たいときに毎回部屋の電気を消せるかといえばなかなか難しいですよね。そんなときには、アイマスクが役に立ちます。

メイクしているときに机に突っ伏して顔を覆うのは避けたいですし、まつ毛パーマをしているときも負担はかけたくないものです。立体型のアイマスクを使うことで、アイメイク崩れやまつ毛への負担を防ぎながら眠りやすい環境が手に入ることでしょう。

美容院などのサロンや病院で目元にタオルなどを置かれる際、肌触りが良くてもメイク崩れが気になってしまうことはありませんか?
これらは目の周りの保護を目的としていることが多いでしょうから、サロンや病院と相談しなければいけませんが、施術中に自分で用意したアイマスクを付けてもいいか確認しても良いかもしれません。断られた場合は素直に指示に従いましょう。

また、災害に見舞われてしまい避難所での生活を余儀なくされた場合、普段と異なる環境下での睡眠ストレスを軽減するために、アイマスクを用意しておくと便利かもしれませんね。

光を遮断するアイマスクの効果

前項で挙げたアイマスクの活用シーンから、アイマスクを実際に使うことによる効果を考えてみましょう。

アイマスクを使用すると、外部からの光を遮断することができます。脳は情報の8割近くを視覚から得ていることから、視覚からの情報のインプットを減らすことで脳が処理する情報が減るため、効果的な休息を得ることができます。
プラネタリウムでつい眠ってしまった経験がある方もいると思いますが、アイマスクで真っ暗な空間を作ることで寝つきが良くなりそうなことが想像できますよね。

昼食後などの日中に眠気を感じた際も、アイマスクを活用することで入眠しやすい環境を自分で作ることができるのでおすすめです。効率的な仮眠の取り方については、こちらの記事も参考にしてみてください。

しかし、寝る前にスマホやパソコンを使って目から過度な刺激を取り入れてしまうと、脳が活動時間だと勘違いし交感神経が活発に働いてしまいます。催眠作用のあるメラトニンや、心身の休息を促進してくれる副交感神経がうまく働いてくれないと睡眠の質が低下してしまい、いくら眠っても疲れが取れないと感じたり、睡眠負債の蓄積によって体内時計が乱れるという悪循環に陥ってしまいます。

朝起きて太陽の光を浴び、夜眠るときは暗くて眠りやすい環境を整えると、体内時計の乱れを抑えることができるといわれています。明るさと同じく騒音も眠りを妨げる要因になりやすいため、できるだけ静かな環境で眠るようにしましょう。

効果的なアイマスクの選び方

次に、自分に合った効果的なアイマスクの選び方を見ていきます。

自分に合った素材を選ぶ

市販されているアイマスクには様々な種類があります。アイマスクを付けることでストレスを感じてしまっては本末転倒ですから、自分に合った素材のアイマスクを選ぶようにしましょう。

アイマスクはどのような素材を用いて作られているのでしょうか。
一回きりの使い捨てを前提としている商品の多くは不織布で作られています。洗濯をしたり、汚れが気にならない限りそのまま使い続けることを前提としている商品は布製のものが多く、ポリエステルやコットンの他にシルクを使用した商品もあるようです。

就寝時にアイマスクを使う場合と仮眠時にアイマスクを使う場合とでは、状況や使用する時間の長さが異なりますし、その日の天気やお肌の状態によっては肌に優しいと謳っている商品でも「なんか合わない」と感じることもあるでしょう。
自分のコンディションや使いたいシーンに合わせて、いくつかのアイマスクを使い分けできると尚良いですね。

フィット感と着け心地にも注目して選ぶ

アイマスクの形状には、大きく分けて立体型と平面型の2種類があります。暗いところで眠りたいからアイマスクをしたのに、隙間から光が入ってきてはもったいないですから、素材とあわせて実際の着け心地にも注目してみましょう。

アイマスクには、目元を温める温熱効果のあるもの、遮光性能を落とさず目を圧迫しないものや、香り付きのものなどがあります。また、額や頬骨の辺りまでしっかり覆ってくれるものや、耳まで覆ってしまうアイマスクもあるようです。

耳に掛けて使用するアイマスクには使い捨てを前提とした商品が多く、洗濯などをしながら繰り返し使うタイプには後頭部にストラップを回して止める頭掛けのアイマスクが多く見られます。
服や靴のように試着をしてアイマスクを購入することは難しいかもしれませんが、隙間になりやすい鼻周りの形状や使われている素材などを確認して選ぶことで、自分に合ったアイマスクが見つかりやすくなるでしょう。

アイマスクの効果的な使い方とお手入れ方法

最後に、アイマスクをより効果的に使う方法と、お手入れの仕方について説明します。

アイマスクの正しい装着方法

アイマスクをより効果的に使うためには、正しく装着していることが重要です。
商品パッケージに記載されている使い方をよく読んで、使い方や使用時間なども守るようにしましょう。

アイマスクを付ける際には、まず目や顔、耳の周りにかかっている髪の毛を払うようにしましょう。アイマスクと肌との間に髪の毛が挟まってしまうと装着感を損ねてしまいます。
後頭部にストラップを回して止めるタイプのアイマスクは、ストラップの部分を両手で持って目に当てながらストラップを固定し、その次に自分の顔にフィットするよう位置を調整します。もしくは、始めにストラップを緩く止めた状態で頭から被り、痛みを感じずズレない程度にストラップを締めてから、位置を微調整すると良いでしょう。

耳に掛けて装着するタイプのアイマスクは、立体型やコンパクトに折り畳まれている場合は本体部分とひもをしっかりと開き、上下と裏表を確認してから片耳ずつ付けます。一般的には、鼻に当たる部分に深い切れ込みが入っていたり、カーブになっていることが多いのですが、上下に迷う場合はパッケージの説明をよく読んでから装着してください。

どのアイマスクにも共通して言えることは「痛みや痒みを感じたら使用を中止する」ことです。 ひもやストラップで長さの調整ができる場合は、痛みを感じるほどにきつく締めることが無いように注意しましょう。また、アイマスクを付けたままウロウロするのは危ないので止めてくださいね。

アイマスクのお手入れ方法と保管のコツ

繰り返し使えるタイプのアイマスクは、汚れてきたら洗濯をして使えることが魅力の一つです。
商品によっては洗濯表示のタグが付いているかもしれませんので、洗う時はまず確認してみましょう。洗濯表示タグが付いていないアイマスクだった場合、メーカーのウェブサイトにお手入れの方法が掲載されているか確認します。

調べてみたけどよく分からなかった、という場合は素材によって判断することになります。ポリエステルやコットンなどの布製品のアイマスクの場合、洗濯ネットに入れた上で洗濯機を使うことができそうです。洗濯したことによる肌触りの劣化を防ぎたい場合は、手洗いの方が良いかもしれません。
洗剤のすすぎ残しも避けたいですが、雑巾のように絞ってしまうと型崩れや劣化の原因になりかねません。方法としては手のひらで軽くプレスする、タオルなどで挟んで水気を切るなどの選択肢があります。

乾かす際は、日焼けを防ぐために陰干しの方が良いかもしれません。ひもやストラップ部分が伸び切ってしまわないように、平干しができると良さそうです。

温熱・冷感効果のあるアイマスクの場合、特に注意が必要です。濡らしてしまうことで効果や機能が失われてしまう可能性があります。そんなときは、清潔なタオルを濡らして固く絞った上で撫でるように拭いたり、洗剤を溶かした布で汚れている部分だけ拭き取ったりする方法が考えられます。
取り扱い説明書に書かれていない場合は、洗濯など手入れをして繰り返し使う想定をしていない商品であるかもしれません。いずれにしても、メーカーの公式サイトで推奨されている方法以外でお手入れを行う場合は、使えなくなってしまうリスクがあることを理解した上で実行するようにしましょう。

立体型の繰り返し使えるアイマスクの場合、保管時に立体部分が潰れてしまわないように気を付けましょう。折り畳まれていないアイマスクを折り畳んで収納してしまうと、付け心地が悪くなってしまうかもしれません。
「シワができたからアイロンをかけたい」と思った場合も、低温で当て布をするなどの工夫が必要そうです。

正しいお手入れと保管方法で、お気に入りのアイマスクを長く使っていきましょう。

アイマスクを活用して快適な眠りを

アイマスクの活用シーンとその効果、自分に合ったアイマスク選び方についてご紹介しました。
アイマスクは主に眠るときに使用するものですが、短時間であっても瞼を閉じることで脳の休息に貢献できるため、日々のリラックスタイムにも上手に取り入れていけると良いですね。

アイマスクには、形状の他にも素材や機能による違いもありますので、どんな目的や場所で使いたいのかを考えてみることで、アイマスクを適切に使い分けることができるでしょう。
自分に合ったアイマスクを選ぶことで、より質の良い睡眠とリラックス効果を得てくださいね。

アイマスクのご紹介

横井定株式会社は「ひとみの休息®」という、瞬きできるほどに目元にゆとりがあるアイマスクを販売しております。不織布を使った薄くて軽いアイマスクは遮光性能試験で遮光率99%以上が確認されており、カラーバリエーションが3色もあるため気分に合わせて使い分けもできますので、ぜひチェックしてみてくださいね。