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マスクの作り方と自作するメリット・デメリットなど

コロナ禍以降、日常的なアイテムとなったマスク。好みの布を使った自作マスクを着用している人も、よく見かけます。この記事では「自分でも作ってみたい」という方に向け、マスクの作り方やポイントを紹介します。あわせて、自作マスクのメリットとデメリットもお伝えするので、ぜひマスクライフにお役立てください。

自作マスクのメリットとデメリット

布の柄や素材によってはおしゃれで目を引く自作マスク。作り始める前に、まずはメリットとデメリットを確認しておきましょう。

自作マスクのメリット

メリットは、いくつか挙げることができます。
ひとつは、布やガーゼなど身近にある好みの素材で作れることです。布のサイズは50cm四方もあれば十分なので、余り布も活用できます。新しく生地を購入したとしても、それほど費用はかかりません。また、ガーゼのようにやわらかい素材は肌触りがやさしく、肌の弱い人や小さな子どもで安心して使うことができます。さらに、通気性に優れていることもポイントです。
また、布マスクは洗えば繰り返し使うことができます。洗い替えを何枚か用意してローテーションを組めば、衛生的であるだけでなく、経済面で助かることやゴミが減らせることもメリットといえるでしょう。
また、自分や子ども用で気に入った生地で作れるのが自作マスクの醍醐味です。

自作マスクの作り方

メリットとデメリットを踏まえたうえで、自作マスクを作ってみましょう。布で作りやすいのは、平面状の平型マスクか、鼻の部分を高くして顔にフィットさせる立体マスクです。それぞれ簡単に説明します。

必要な材料と道具

<平型マスクの材料>
平型マスクで必要な材料は、ダブルガーゼの場合1枚(48cm×19cm)、耳かけ用のゴムひも(30cm程度)2本です。ガーゼ生地はシングルでも重ねを多くすれば問題ありませんし、やわらかい布でもかまいません。

<立体マスクの材料>
立体マスクでは、型紙、表側の布1枚(15cm×35cm)、裏側の布1枚(15cm×30cm)、耳かけ用のゴムひも(30cm程度)2本です。型紙は、インターネットで検索すれば、無料で入手できます。

<必要な道具>
どちらも、最低限必要となるのは、ミシン(もしくは、縫い糸と縫い針)、ハサミ、アイロンです。そのほか、定規、チャコペンシル、待ち針、ゴム通しなどがあると作業がしやすくなります。

手順とポイント

<平型マスクの作り方とポイント>
まず、生地を横長に置き、横半分に折って折り目をつけます。折り目を開いたら、折り目の線に布の端がくるように上下をたたんでください。
次に、全体の長さが3等分になるように定規で測って印をつけ、その印をもとに左右を折りたたんで三つ折りにします。布の切れ端は、少しだけ内側に折り込み、見えないようにしましょう。
この状態で両端から1cmの部分を直線に縫います。
縫い糸の後始末をしたら、輪になった部分にゴムひもを通して長さを調節し、アイロンをかければ出来上がりです。
布がずれないように待ち針やクリップなどで布を押さえると、作業がしやすくなります。手縫いでもできますが、ミシンを使えばより手軽です。
用意した生地の目の細かさなどを考慮して、生地の重ね枚数を調整してください。

<立体マスクの作り方とポイント>
まず、表側用の布と裏側用の布を作ります。用意した1枚の布に型紙を合わせ、2枚ずつカットしましょう。
次に、表側用、裏側用それぞれを中表で合わせ、カーブ部分を縫いしろ1cmで縫い合わせてください。
縫い終えたら、カーブの外側から、1cm間隔の切り込みをハサミで入れます。このとき、縫った部分まで切ってしまわないように気をつけてください。目安は、縫い目から2mmほど手前です。
切れ目が入ったら、内側に折ってアイロンをかけ、縫いしろを割ります。反対側の面も同じようにしましょう。
縫いしろが割れたら布を広げ、中心が合うようにして、表側の布と裏側の布を中表でそろえます。ずれないように待ち針などでとめて、縫いしろ1cmをとり、裏側の布の幅に合わせて上下を縫い合わせてください。
ここまでできたら、マスクを表に返します。表側の布のはみ出ている部分を三つ折りにしたら、ゴムひもが通せるように縫い合わせましょう。
最後にゴムひもを通し、長さを調節したら完成です。
縫い合わせる前にチャコペンシルで印をつけたり、アイロンをかけたりしておくと、作業がスムーズにできます。

自作マスクの使用方法と注意点

最後に、自作マスクの使い方や気をつけたいことを確認しておきましょう。

自作マスクの正しい装着方法

自作マスクの装着方法は、市販のマスクと同じです。顔にフィットさせながら、鼻と口をしっかり覆うようにしましょう。平型マスクの場合は、立体マスクよりも、やや呼吸がしにくいかもしれません。そのため、鼻を出して着用している人も目にしますが、それではマスクの効果が半減してしまうのでご注意ください。

使用後のケアと洗濯方法

マスクは毎日交換し、洗濯をして常に清潔を保ちましょう。中性洗剤を使って手洗いし、よくすすいで水気を絞り、形を整えて干してください。太陽光に当てると、殺菌効果も期待できます。

自作マスクのポイント

ときの楽しさがありますね。

マスクの作り方とポイント、自作マスクのメリットやデメリット、注意点についてお伝えしました。自作マスクは経済的で環境にやさしいというメリットがありますが、風邪の季節やや花粉の防御という点では不安が残ることも確かです。対策や性能にこだわる場合は手作りも楽しいのですが、基本的には市販のマスクを使うようにしたほうが安心でしょう。日本マスク®では、みなさまのニーズに沿ったマスクを用意しています。ぜひ、日々の生活にご活用ください。